Pythonに付属している開発環境の「IDLE」も、Python本体のバージョンアップに伴い少しずつ進化しています。そして、待望の行番号表示機能がPython3.8
で追加されました。以下のようにエディタの左端に行番号を表示できます。
今回は、この新しいIDLEの行番号機能についてご紹介します。
https://docs.python.org/ja/3/whatsnew/3.8.html#idle-and-idlelib
常に行番号を表示するように設定する方法
IDLEを起動するたびに、常に行番号が表示されるようにするには、IDLEの「Settings画面」で設定します。この画面を表示するには、以下のようにOptions ▶ Configure IDLEを選択します。
Settings画面が表示されたら、Generalタブを選択します。以下の「Show line numbers in new windows」をチェックして、「OK」ボタンをクリックします。これで、次回からIDLEのエディタを開くと、左端に行番号が表示されます。
ちなみに、Python3.7
のSettings画面のGeneralタブには、以下のように「Show line numbers in new windows」の項目がまだありません。
Python3.7のSettings画面
一時的に行番号を表示する方法
一時的に行番号の「表示/非表示」を切り替えることもできます。
以下のように、IDLEのエディタのOptionsメニューにある「Show Line Numbers」と「Hide Line Numbers」で切り替えできます。
行番号を「非表示」▶「表示」に切り替え
行番号を「表示」▶「非表示」に切り替え
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