本でPythonを学ぶときに、どうしてもネックになるのが本の値段です。コンピュータ関連の本は一般に高価です。だから、本を買うときには、合わなかったら後悔するかもという不安があります。
そんな不安を払拭できる方法があります。それが月額980円だけで会員になれば無料で読み放題のアマゾンの Kindel Unlimited の有効活用する方法です。
ただし、読み放題になっている本は限定されるのでコツが必要です。それが以下の3つです。
今回はこの3つのコツを詳しく説明します。本記事の方法ならば限りなく低いコストでPythonを学習できます。ぜひ参考にしてください。
なお、本記事で紹介している本は、すべて読み放題対象のタイトルです。Kindel Unlimitedに登録する と利用できます。
まずはベースになる入門書で基本を学ぶ
Pythonがはじめての場合、学ぶべき項目がわかると学習をすすめやすくなります。そのために、学習のカリキュラムやシラバスとしても使える本が必要です。
もちろん自分がわかりやすくと思う本があればベストですが、それよりも基本事項を網羅しているかを優先して選んでください。
例えば、以下の本は、データ型の使い方、テキストの読み書き、関数、クラスの作成といった基本事項をしっかりと網羅しています。内容も、順序立てて説明されていてわかりやすくおすすめの一冊です。書店で扱われている書籍ですが、Kindleでは読み放題の対象になっています。
わからないところは他の入門書をあっちこっちみる
2つ目のコツは、ベースの本で学習していて理解できないところがあったら、あっちこっちの本も拾い読みすることです。
同じ基本事項でも著者によって説明の仕方は微妙に異なります。読み放題のKindel Unlimitedならば、自分の腑に落ちる説明にめぐり合うまで、いろんな本を読むことができます。
まわり道のように感じるかもしれませんが、いろんな説明を読むプロセスは理解を深めてくれます。実は非常に効果的な学習方法でもあります。
なお、拾い読みするのは、わからない箇所だけにしてください。あくまでも、Pythonの基本はベースの入門書で一通り学習します。そうすれば、あとで忘れてもすぐに見直すことができます。
適当な本を探すには、以下のように「Kindleストア」で「python 入門」を検索し、「読み放題対象タイトル」をチェックして読み放題のものだけに絞り込みます。
この中から読みやすそうな本を拾い読みします。ただし、発行日が古い本にはPython3ではなく、Python2を用いているものが稀にあるので、目安として5~6年以内に発行(改訂)された本を選ぶのが無難です。
実践的な本を参考にプログラミングしてみる
3つ目のコツは、上記の方法で基本を一通り学んだ後に、自分が興味のあるプログラムを読み放題のKindle本を参考にしながら自分でつくってみます。
ここでも、読み放題のメリットを最大限に活かします。自分の興味があるプログラムをあっちこっちの本からピックアップします。
1冊の本にこだわらずに、いろんなプログラムを実際にコードを書いて動かしてみます。このプロセスを繰り返すことで、着実にプログラミングは上達します。
Kindle Unlimitedならば、以下のようにゲーム、アルゴリズム、スクレイピング、投資など様々な分野のPython本が読み放題なので、いろんなプログラミングを試せます。
また、開発環境についても読み放題で調べることができます。人気のVS Code(Visual Studio Code)でPythonのコードを書きたい場合には、以下の本が役立ちます。
最後に
自分もそうでしたが、学びはじめの頃は、わからないことがあると本を買い増しします。その結果、トータルで結構な出費になってしまいます。そのプロセス自体は全く無駄ではないのですが、そのときにKindle Unlimitedがあれば、随分出費を抑えることができたのにと思います。
現在では、本記事の方法でかなりコストパフォーマンスのよい学習が可能です。ぜひこの機会に、Pythonの学習にKindle Unlimitedを取り入れてみることをおすすめします。