長時間パソコンの前で仕事をしていると、目が疲れたり、肩がこったり、腰が痛くなったり、健康リスクがあるように実感している人は多いと思います。私も人生のかなりの時間をパソコンの前で過ごしてきました。目肩腰のつらい症状はもう諦めています。
しかし、この座り過ぎが単に健康リスクであるばかりでなく、なんと寿命を縮めてしまうという研究結果が近年報告されています。メディアやネットでも最近よく見かけます。
NHKクローズアップ現在+「“座りすぎ”が病を生む!?」
“座りすぎ”が病を生む!? – NHK クローズアップ現代+
国立がん研究センター「職業性座位時間と死亡との関連」
職業性座位時間と死亡との関連 | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ
寿命と言われると何とかしたいものです。
では、立ったまま仕事をすれば、よいのでしょうか。今度は脚がむくんだり、ひざが痛くなったりします。そもそも、スタンディングデスクがある恵まれた職場なんて限られています。
それでは、どうしたら良いのか!簡単に始められる対策があります。
とにかく30分に1回立ち上がることが大事らしいのです。
NASA直伝!魅惑のアンチエイジング術 – NHK ガッテン!
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こんなに簡単なことなら、タイマーやアプリを使って習慣化しましょう。
そこで、今回は座り過ぎを防ぐのに使えそうなタイマーやアプリを紹介します。
100円ショップのタイマー
これが一番安上がりです。私はこれを愛用しています。しばらくこれを愛用していましたが、さすがに壊れてしまったので、少し奮発してタイムタイマーに買い替えました。
タイムタイマー
最近はこのタイムタイマー(TIME TIMER)がお気に入りです。まず操作が簡単(真ん中の突起を回すだけ)、見やすい(赤で残時間が一目瞭然)、そして無音とアラームの切り替えができます。
バイブレーションタイマー
当社みたいな小ぢんまりとして、ユルいオフィスであれば許されますが、普通は「ピピピピ、ビピピピ、・・」とタイマーの音がなったら、睨まれます。
そんな時は、バイブレーションタイマーが便利です。図書館などでも使えそうです。
アプリ
2017年1月12日の日経新聞に載っていました。座り過ぎの研究で有名なオーストラリアのベイカーIDI心臓・糖尿病研究所が作成したアプリは、座っている時間が30分を超えると立ち上がるように警告してくれます。
おわりに
私は、立ち上がったついでに、スクワットや太ももを伸ばすストレッチをしています。さらに、肩こりがひどいので、肩甲骨を意識して、肩を回しています。劇的にすぐ効果が自覚できる訳ではありませんが、習慣化することで健康を維持できればよいと考えています。
そして、男性の場合、前立腺炎という非常に厄介な疾患の原因の一つらしいので、座り過ぎは良くないです。前立腺炎の場合は、アルコールも良くないと言われています。こっちの方は、私も含めお酒好きにはハードルが高いので、まず立ち上がることを習慣にしてみていかがでしょうか。
また、参考までに座りすぎの健康への悪影響について以下のような書籍も出版されています。