プログラミングは熟練のビジネスマンほど、習得すればレバレッジが効きます。

なぜならば、経験があるほどユースケースを思いつくからです。実は、ITで一番難しいのが活用方法です。ビジネス経験がないと単なる架空のお勉強で終わってしまいます。

しかし、プログラミングの学習といっても、どこから始めたらよいのでしょうか。

そんな時は、まずマイクロソフトのVisual Studioをインストールしましょう。Windowsのプログラミング環境のスタンダードであり、一昔前はとても高価でしたが、今は無償版があります。

容量は最低でも5GB程度(フルだと20GB超)が必要ですが、一度インストールしてしまえば、これ一つでいろんなことができます。そして、何よりも今後プログラミング環境で悩むがありません(これがVisual Studioの最大のメリットです)。

さらに、昔と違い、プログラミングを補助してくれる賢い機能がありますので、相当技術的な敷居も低くなりました。

プログラミング言語は現在のWindowsのスタンダード言語である C# を用います。

今回は、Visual Studioをインストールし、以下のようなコマンドプロンプト画面にHello World!を表示するプログラム(チュートリアルのおきまり)をC#言語で作成します。

visula studio new project

ここまでやってしまえば大きな前進です。今後、ビジネスで使いそうな範囲に限定して、プログラミングのチュートリアルを紹介してゆきますので、楽しみにしてください。

この記事の目次

Visual Studioのインストール

現在は、Visual Studio 2015が利用できますが、無償版には以下のサイトに書いてある通り

  • Visual Studio Community
  • Visual Studio Express

の2種類があります。ここでは、ビジネス利用を想定していますので、利用制約の緩いExpressの方をインストールします。

【無償版】Visual Studio の活用法(マイクロソフト)
https://www.microsoft.com/ja-jp/dev/campaign/free-edition.aspx

visual studio web site

1. ダウンロード

次のリンクを開くと以下のダウンロードサイトが表示されます。

Visual Studioのダウンロード(マイクロソフト)
https://www.visualstudio.com/ja/downloads/

visual studio download web site

下の方にある「Visual Studio 2015」をクリックすると項目が展開されます。たくさんありますが、以下の Visual Studio Express 2015 for Windows Desktopを探してDownloadボタンをクリックしてください。

visula studio express download button

なお、Visual Studio Expressには、以下の4種類があります。Web、モバイルや開発サーバー向けのバージョンがありますが、今後のチュートリアルでは、デスクトップのみを対象としますので、Express for Desktopをインストールします。

  • Express for Desktop
  • Express for Web
  • Express for Windows 10
  • Team Foundation Server 2015 Express

2. インストール

ダウンロードしたファイルを実行すると、まずセキュリティ警告画面が表示されるので、「実行」をクリックすると以下のVisual Studioのインストールの準備が始まります。

visula studio intall preparing

しばらくすると、以下の画面に切り替わるので「インストール」ボタンをクリックします。なお、以下の画面では908MBが必要と表示されていますが、これは既に一部がインストールされているためで、通常は5GB以上の容量が表示されるはずです。

visula studio intall start

インストールには結構時間がかかります。終了すると以下の画面に変わりますので、「起動」をクリックします。

visula studio intall end

ようこそ。Visual Studioにサインインしてください。

という画面が表示されますので、「後で行う」をクリックしてください。

Visual Stdioが立ち上がります。

visula studio open

英語のVisual Studioが起動した場合

メニューから Tools > Options を選択すると、以下のような画面が表示されます。左の項目から、Environment > International Settings を選択し、以下のように Language: から日本語を選択してOKをクリックしてください。

visula studio open

3. サインイン

Visual Studioを使用し続けるには、Microsoftアカウントでサインインする必要があります。サインインしないと30日間後に使用できなくなります。

まだ、Microsoftアカウントをお持ちでない場合は、以下のサイトから作成してください。

Microsoft アカウントを新規登録する(マイクロソフト)
https://support.microsoft.com/ja-jp/instantanswers/d18cc497-d839-cf50-dea8-f99c95f2bd16/sign-up-for-a-microsoft-account

Visual Studioのメニューから、ヘルプ > 製品の登録 を選択すると、以下の画面が表示されます。30日間の試用状態であることが、赤い囲みのところに明記されています。左側の「サインイン」をクリックしてください。

visula studio open

下の画面が表示されるので、Microsoftアカウントに登録したアドレスとパスワードでサインインしてください。

visula studio sign in
visula studio sign in

2段階認証を有効にしている場合は、以下のような画面が表示されますので、SMSなどでセキュリティコードを受け取り送信してください。

visula studio sign in
visula studio sign in

次に以下のような画面が表示されますが、「後で行う」をクリックしてください。

visula studio team services register

少し待ちます。

visula studio team services register

以下の画面が表示されたら、赤い囲みのところが、「ライセンス:Visual Studio Express この製品は次の方にライセンスされています: (Microsoftアカウント名)」に変わったことを確認してください。これがライセンスされた状態です。確認したら左のアカウントのところでサインアウトし、この画面を閉じてください。

visula studio regsterd

これで、Visual Studio Expressを使い続けることができます。念のため、Visual Studioを再起動し、もう一度メニューから、ヘルプ > 製品の登録 を選択して、上記の画面でライセンスされていることを確認してください。

はじめてのプログラム

あともうちょいです。せっかくインストールしましたので、早速一番簡単なプログラムを書いて実行してみます。

Visual Studioを起動し、メニューから ファイル > 新しいプロジェクト を選択すると以下の画面が表示されます。左側で Visual C# を選択した状態で、右で「コンソールアプリケーション」を選択して、右下のOKをクリックしてください。

名前、場所、ソリューションの欄はいじらないで、デフォルトのままにしておきます。

visula studio new project

しばらくすると、以下の画面が表示され、プログラミングを始める準備ができました。

visula studio new project

プログラムの部分に以下のように、3行を加えてください。ここからコピペしても構いません。


using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;

namespace ConsoleApplication1
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            // この3行を加えます。
            Console.WriteLine();
            Console.WriteLine("Hello World!");
            Console.ReadKey();
        }
    }
}

次に以下の矢印のところの 開始 をクリックしてください。

visula studio new project

数秒程度で、以下のようなコマンドプロンプト(コンソール)が起動し Hello World! が表示されたら出来上がりです。

visula studio new project

こんな真っ黒い画面・・と思う方をいるかもしれませんが、このコンソールこそが、コンピューターと対話するための基本的なインターフェースなのです。マウスで操作する画面は、ソフトウェア製品では必要かもしれませんが、ビジネスの処理を回すだけなら必要ありません。ビジネスマンはコンソールで、業務をガンガン自動化するのです!