プログラムを紙のノートに手書きする。その理由は本人の考え方や習慣により様々です。自分の場合は、以下のようなときは手書きを多用します。
- ロジックを考えるとき
- よく使うプログラムやシェルをまとめるとき
- 新しいプログラミング言語やデザインパターンを学ぶとき
よい考えが浮かぶ、頭が整理される、新しい知識を覚えやすいといった効用だけでなく、IDEの助けなしにコードを書くと、自然に構文が覚えられ、そのおかげで普段のコーディングが早くなったりミスが少なくなるという恩恵も得られます。
今回、自分のようにコードをよく手書きする人々のためのノートを作成しました。
以前は(かなり昔)COBOLやFORTRANのための「コーティングシート(コーティングフォーム)」というコード用紙がありましたが、今回はもっと幅広く使えるように一般的なノートの様式に「行番号」と「目盛り」を付けて「コーディングノートブック」として販売を開始しました。
今回はこのコードを手書きするためのコーディングノートブックをご紹介します。
本記事の目次
2種類のノートを販売
今回「カラムスタイル(Column Style)」と「インデントスタイル(Indent Style)」の2種類を販売しています。どちらもサイズはA4、ページ数は120になります。
PythonやJavaのような現在よく用いられるプログラミング言語では、カラム(桁)の位置が規定されることはないため、2種類のうちどちらを選ぶかは「好み」の問題です。
1文字ずつの目盛りがあると書きやすいし、等間隔(モノスペース)だと手書きでも読みやすいという場合は「カラムスタイル」、インデントの位置だけの方がスッキリしてよいという場合は「インデントスタイル」が適当です。
カラムスタイル(Column Style)
表紙
ノートのスタイル
インデントスタイル(Indent Style)
表紙
ノートのスタイル
使用例
以下は、Pythonのコードをカラムスタイルのノートに書いた例です。このように目盛りがあると手書きで書いても見やすくなります。
今回の例は簡単な画像処理をまとめたモジュールですが、自分がよく行う処理は何度も同じコードを書くことが多いので、ノートにまとめておくとその都度ネットで調べる手間を省けます。
便利なTOCとINDEXのためのページも付いています
ノートにはページ番号がふられているので、何ページに何のプログラムを書いたかを記入しておき、あとから探しやすくするための「TABLE OF CONTENTS(TOC:目次)」と「INDEX(索引)」のページを付けました。
ご購入方法(アマゾンでお買い求めできます)
本ノートは、アマゾンのKindle ダイレクト・パブリッシング(KDP) を利用しオンデマンドで印刷し販売しています。アマゾンのみでお買い求めできます。