Webブラウザで実行できるPython入門
Pythonの環境がなくても、Pythonの基本を一通り学べるPython入門のWeb教材を公開しています。
プログラミング言語の学習で大事なのは、実際にコードを動かして結果を確認することです。この教材は、ホームページに記載されているコードをブラウザ上でそのまま実行できるので、すぐに動かしてどのような結果になるか確認できます。
内容は文章による説明は最小限にして、コードだけで理解できるように心がけて作成しました。プログラミングのことはコードでプログラムに聞くのが一番です。何度もコードを実行してみて、その結果から学ぶのが、プログラミング習得のコツです。
前編と後編に分けてPythonを利用するために最小限必要な内容を網羅していますので、これからPythonに入門する方だけでなく、すでにプログラミングをしている方のチートシートとしても活用できます。
前編の内容
前編では、変数や各種データ型といったプログラミングに用いるパーツについて学べる内容になっています。
前編の目次
- 標準出力
- コメント
- ドキュメント
- 変数
- ネーミング
- 代入
- リテラル
- 予約語(キーワード)
- 演算子(オペレーター)
- 算術演算子
- 比較演算子
- 論理演算子
- 文字列(str)
- データ作成
- メソッド
- フォーマット出力
- リスト(list)
- データ作成
- データ更新
- タプル(tuple)
- 辞書(dict)
- データ作成
- データ更新
- 集合(set)
- データ作成・更新
- 集合演算
- 内包表記
- コピー
後編の内容
後編では、前編で学んだパーツを組み立ててプログラミングできるように、データ処理や関数・クラスについて学習できます。
後編の目次
- 条件分岐
- ループ
- for文
- while文
- 関数
- 関数の定義
- スコープ
- 無名関数(lambda式)
- クラス
- クラスの定義
- プロパティ
- 継承
- モジュール
- 標準ライブラリ
- モジュールの作成
- ファイル入出力
- 例外処理
- 正規表現
本教材を利用したおすすめの学習方法
本教材はコードがメインなので、次から次へと進めて早く俯瞰できるようになれることが特長です。この特長を活かすのがおすすめの学習方法です。例えば、以下のような方法で繰り返し学習すれば、Pythonの基本を習得できると考えています。
- 1回目は「コードを読んで実行」を繰り返しながら、一通り目を通してください。これでPythonの基本事項を俯瞰できるようにします。
- 2回目は気になるコードを「自分で編集して実行」してみてください(例えば、文字列や数字の値の部分を変えてみる)。どのように結果が変わるかを確認しながら、理解を深めます。
- 3回目以降は、実行結果を予想できるようになるまで「コードを読んで実行」を繰り返します。これで、Pythonの基本事項の習得を確実にします。
本教材はあくまでも独学に役立てていただきたく公開しています。ご質問等は承っておりませんので、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。